楽天藤田一也内野手(38)が17日、京都府内で行っている自主トレを公開した。

同僚で2年目の小深田、黒川、4年目の山崎剛らとともにトレーニングに励む。「若い選手、若さに刺激を受けて自主トレができている。もう1回自分の体、プレーを見つめ直せています」と下半身の使い方をテーマに、若手選手から活力を得ている。

昨季は代打、守備固めで55試合に出場。要所での起用で存在感を見せた。今季でプロ17年目。「若さに勝てない部分はやっぱりある。違うところで勝てるようにしたいというふうには思っています」と自らを客観視する。昨季限りで現役を引退した渡辺直人打撃コーチからは「まだまだできる」と背中を押された。「数字の目標は1つもない。1年でも長く現役でできることを目標にして、その中で残り少ない現役生活の中でもう1度優勝したいという気持ちがある。目標は優勝、日本一。今年1年それを目標にやっていきたいと思っています」と自身も貢献した13年以来の歓喜へ意気込んだ。