ヤクルト高津臣吾監督は、村上、青木らのキャンプ別メニュー調整を示唆した。6日に村上が新型コロナウイルス陽性判定を受けて14日が経過。濃厚接触者と認定された青木、西浦、塩見、宮本、中山が隔離期間から外れた。

指揮官は「いつものこの時期の運動量、体力であったり、調整であったりではないというのは確か」と考える。隔離期間中は部屋に入ったきり。15日に退院した村上も球団施設の使用を自粛中で本格的な練習は行えていない現状だ。

今後は各選手と話し合って状態を見極める。1、2軍の振り分けは未発表。他の選手たちと同様にスタートを切ることが理想だが、1軍同行でも別メニュー調整の可能性を示唆した。「そこも考えないと。無理させる必要もないだろうし。3月の終わりにばっちり調整が合うようにやっていきたい」と気遣った。例年とは異なる形でのキャンプとなるが「みんなで少ない枠をとりあってという状況に僕はしたい」。チーム内の激しい競争を求めた。