ソフトバンク工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。

-2試合連続無得点だった打線が12安打10得点

工藤監督 昨日はいいピッチャーというのもありましたし、なかなか自分の思い通りとはいかなかったでしょうけどね。最終日にやっといい形で終わることができて良かったかなと思います。結果が出ただけで気持ちも違う。今日帰って休みですけど、休み明けの気持ちも違うと思います。良かったと思いますよ。

-前日の試合後に「1球1打席を大事に」と話していた。変化は

工藤監督 今日はベンチの雰囲気も良かったですし、次へ次へと言うのも言葉で出ていた。若い選手たちも勢いに乗って、気持ちが前向きになって、積極的にいけていた。ああいうのを忘れないことが何より大事かなと思う1日だった。たとえ負けていたとしても、点が取れていなかったとしても、自分は常にそういう気持ちで打席に入っていくんだという気持ちを持っていけば、いい方向に行くと思う。とにかく前を向くことが何より大事。これからサバイバルというか、結果次第においてはB組の方に行かないといけないことにもなると思いますけど、そこで終わりではない。そこからが大事だし、残れたそのときからが大事。反省も大事ですけど、前を向くための反省が大事。このチームはどうしても争いが厳しいので、そういう中で勝ち残って行くには常に気持ちを前向きにすることが大事かなと思います。

-栗原が捕手で出場

工藤監督 良かったと思いますよ。去年の1軍でやってきたことが、キャッチャーになったとしても落ち着いてマスクをかぶれたように感じた。非常によく見えました。

-シーズンでも捕手起用はある

工藤監督 ありますあります。甲斐に何かあったときに、高谷君はまだリハビリにいますし、九鬼君も難しい状態なので。海野とか谷川原いますけど、やっぱり1軍の経験は栗原の方が高いのでね。打撃を含めても、そうやって彼に頼る部分は出てくる。今日の姿を見ていると「結構いけるかな」と。「(甲斐)拓也のライバルになるかな」と(笑い)。くらい、落ち着いてましたよね。

-投手陣も無失点

工藤監督 結果的には全員0で抑えてくれたので、ナイスピッチングだと思います。投手の方も入れ替えがないというわけではないのでね。そこもしっかり、競争しているんだという意識を持ってやってほしいと思います。

-オープン戦からは主力も入ってくる

工藤監督 もちろんですよ。これから若い人たちが今日みたい形で出るというのは難しくなってくる。少ないチャンスでしっかり打たないといけない。サバイバルになると思いますけど、そういう中でしっかり頑張ってほしいですね。期待していますよ。

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