楽天島内宏明外野手が、バットとコメント力で健在ぶりをアピールした。1点を追う3回1死三塁から同点の右前打をマーク。4試合連続安打で、打率を3割8分1厘に上げた。「バッティング練習前に(元楽天コーチの)益田広報からバットの出し方の指導を受けて、その通り打ったらいい結果につながりました。今でも益田コーチです」。開幕に向け、好調な打撃とともに恒例のコメント力も期待通りの仕上がりを示した。

主砲を支えるキーマンの1人で期待される。石井GM兼監督は浅村に最もチャンスが回る打順を思案。茂木、鈴木大とともに、巧打とパンチ力を兼ね備える島内のバットが、構想を実現させる。「浅村頼りじゃないですけど、負担を少なくしてあげたら、強いチームになる」と自覚十分。指揮官は「塁に出るとか、決めにいくこともできる選手。チームの中心にいてくれると助かる」と全幅の信頼を寄せた。【久保賢吾】

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▽楽天小深田(2安打2打点。指揮官は開幕スタメンを明言) 自分の中で『こういう感じかな』というのがありました。残りの試合でしっかり合わせていきたいです。

▽楽天茂木(同点の6回無死一、二塁、3試合連続となる右前適時打) 引っ張れるボールを待って、最低でも一、三塁を作りたいと思って打席に入った。

▽楽天田中和(8回、オープン戦1号2ラン) 完璧でした。少し難しい球に手を出していたので、甘い球だけ打っていこうと。