阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、前日のプロ初失策を取り戻す。この日も前日と同じく「6番・右翼」でスタメン出場する。

前日23日の同戦では、右翼の守りで痛恨のプロ初失策をした。2点ビハインドの5回1死満塁の守りで、神里の右前適時打となるゴロを、まさかの後逸。打った神里まで生還し一挙4失点。6点差となり、試合の流れを決定的にする失策となった。矢野監督は試合後に「プロとしては恥ずかしいプレー」とバッサリ切り捨てた。

この日の試合前練習では、左翼でゴロのノックを繰り返し、その後右翼へ。飛球、ゴロなどのノックを受けた。佐藤輝の隣に筒井壮外野守備走塁兼分析コーチ(46)がつき、動きなどの指導を受けた。遊撃でもノックを受け、足の運びなどをチェックしながら、打球を追った。

置きティー後にはロングティーを13スイング。フリー打撃では33スイングで柵越えは0だったが、逆方向の左中間へ低く強いライナーを多く打っていた。矢野監督が「プロだからね、やり返せるチャンスはある」と話していた通り、プレーで取り返す。