新巨人打線が、2夜連続でヤクルト投手陣に襲いかかった。前日27日に1軍に初昇格した新外国人ジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)が2試合連続で「5番一塁」で先発。前日の2安打に続き、この日は来日1号アーチを含む3安打猛打賞と実力を発揮。3番丸佳浩外野手(32)、4番岡本和真内野手(24)とのクリーンアップそろい踏みが2年ぶりに実現するなど、打線が15安打7得点。今季最多の21安打14得点だった前日と合計すると36安打21得点で、スモーク加入によって打線が厚みを増した。
先発の高橋優貴投手(24)は5四球を与えながらも、粘りの投球で7回5安打3失点。球団では09年ゴンザレス以来となる、開幕から5戦5勝を決めた。
緊急事態宣言の発出により、今日29日のヤクルト戦は延期となった。今カードは巨人が2連勝。首位阪神が敗れたため、1ゲーム差に接近した。
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28日ヤクルト戦後の原辰徳監督(62)の主な一問一答は以下の通り。
-スモークに来日1号が出た
原監督 そうですね。やっぱり対応力が非常にありますね。
-これで5番が埋まったという感覚か
原監督 5番、6番、非常にいいものが出ていますよね。全体的にやっぱり打線が息が抜けない、つながりをすごく感じますね。
-丸も好調
原監督 そうですね。やっぱり逆方向にホームランというのはね、彼の特長ですよね。
-ウィーラーも昨日から7打席連続安打
原監督 ね! へへへ。なかなかありそうでないよ、それは。見事ですね。
-テームズが右アキレス腱(けん)断裂で離脱。ウィーラーから心意気も感じるか
3人(スモーク、テームズ、ウィーラー)使えれば一番それがベストでしょう。しかし、いるメンバーで、やっぱり1チームで、ということですから。
-高橋は開幕から5戦5勝
原監督 ちょっと立ちが上がりは不安定ではあったけれども、多少の荒れ球というのは彼の特長でもあるしね。でも粘り強く慎重に、というものは昨年までの優貴に、加わったことですね。
-桜井は8回1死一、二塁から登板し好投
原監督 良かったですね。度胸試し的なところではあったけれども、非常にいいピッチングを、水を得た魚のごとくやってくれたよね。