19日ヤクルト戦(甲子園)で、プロ初先発初勝利を挙げた

阪神西純矢投手(19)がプロ初先発初勝利から一夜明けた20日、心境を語った。祝福の連絡が多く届いたようで「ラインとかは300とか400ぐらい来ていて。インスタグラムとかでも、みんないろいろしてくれて」と返信が追いつかないうれしい悩みを証した。

19日ヤクルト戦(甲子園)では初回に連続四球を与える立ち上がりも、終わってみれば5回無安打無失点。「映像とかでも振り返っていたんですけど、初回の立ち上がりはすごく緊張して、フォアボールとかでランナーを背負ったんですけど、5回までしっかり粘り強く投げられたのは良かったのかなと」。阪神でドラフト最上位入団の高卒投手が、プロ初先発で白星を挙げたのは初の快挙。課題と収穫の詰まったプロ1勝目だった。

この日は甲子園室内で試合前練習に参加。「課題もたくさん出ましたし、逆に、自分の自信につながった部分もある。しっかりと昨日の登板よりも次の登板でいい内容のピッチングができるように、しっかり練習していきたいなと思います」。記念のウイニングボールは、6月20日まで期間限定で甲子園歴史館に展示されている。【磯綾乃】