阪神の糸原健斗内野手(28)とジョー・ガンケル投手(29)が1軍に合流し、楽天生命パークで行われる楽天戦の試合前練習に参加した。糸原は出場選手登録され、代わりに前日先発したラウル・アルカンタラ投手(28)が抹消された。

糸原は開幕から「2番二塁」で40試合に出場し打率3割7厘とチームを引っ張ってきたが、5月19日に下肢のコンディショニング不良で出場選手登録を抹消されていた。6月5日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)から4試合2軍戦に出場し10打数4安打の打率4割を残している。糸原は「チームに戻ってくることができてうれしく思っています。離脱してしまいチームに迷惑をかけてしまったので、今日からまたチームの勝利のためにガムシャラにプレーしていきたい」とコメントした。

また、ガンケルは今季先発で負けなしの5勝を挙げるも右肩の張りで5月10日に出場選手登録を抹消された。6月6日ソフトバンク戦の予告先発が発表されていたが、前日5日に喉の痛みと頭痛を訴えて登板を回避。検査の結果、新型コロナウイルスは陰性だった。ルール上、6日にいったん出場選手登録され、翌7日に特例2021対象選手として登録を外れていた。球団によると、この日までに再度検査を受けて陰性が確認されている。交流戦の最終戦となる13日楽天戦での先発を任される。