西武辻発彦監督(62)が呉念庭内野手(28)のユーティリティー化に着手した。

内野が本職の呉に、外野の守備練習を指導し「中村が足治って守れるようになったらどこで使おうかとなるから」と中断期間を利用する。前半戦、けが人続出の打線を支えた得点圏打率4割超えの打撃を生かすためで「(外野起用は)ないとは言えない。いろいろなことを考えておかないといけない」と想定して起用の選択肢を広げる。