上肢のコンディション不良でリハビリ中だった阪神高橋遥人投手(25)が、5カ月ぶりに実戦復帰した。2軍戦で1回を無安打無失点、13球を投じた。試合での登板、2月16日の楽天との練習試合(かりゆしホテルズボールパーク宜野座)以来。

2番手で4回にマウンドへ上がり、遠藤の初球にこの日最速の150キロをマーク。直球で追い込み137キロのツーシームで見逃し三振に仕留め、マルティネスは遊撃木浪の好捕もあってゴロ。最後は石垣を147キロ直球で三ゴロに打ち取った。

高橋は春季キャンプ中に、右脇腹の筋挫傷と診断され離脱。2軍でリハビリに励んでいた。開幕ローテーション入りを期待されていた左腕が、完全復活に向けて大きな1歩を刻んだ。

【関連記事】阪神タイガースニュース一覧