楽天田中将大投手(32)の8年ぶりの120球超えの熱投も、実らなかった。8回125球、被安打7の無四球4失点で勝敗つかず。
「前回登板よりはよかった。でも点の取られ方がよくなかった」と反省が口をついた。1点リードの4回に4安打で3失点。5回以降は粘り、1点ビハインドを保った。しかし8回に、先頭の9番川越に110球目の初球スライダーを右翼席へ運ばれ、唇をかんだ。「フラストレーションのすごくたまる最後のイニングだった」と痛かった。
後半戦3戦白星なしも、状態は確実に上向いている。メジャー時代は14年の118球が最多。120球を超えたのは13年、巨人との日本シリーズ第6戦での160球以来。試合終盤には投球時に左足を上げた状態で止め、ためをつくるなど試行錯誤も重ねる。「立て直して投げられた手応えはある。全て自分で受け止めて、前にまた進んでいかないといけない」。チームは2連敗。首位オリックスとのゲーム差は、今季最大タイの4・5に広がった。
▽楽天石井GM兼監督(田中将に)「あそこ(8回)でホームランというところがちょっと余計だった。終盤になっても球の精度は保って投球してくれた」
▽楽天岡島(一時同点打を含む2本の適時打で3打点も田中将に白星をつけられず)「田中さんにはいつも頑張ってもらっている。打席に入る時は何とかしたいという気持ちで、僕だけではなく、みんな思ってやっています」
▽楽天茂木(1回に2試合連続の適時打となる先制打)「松本くんはいいピッチャーで1打席の中で甘い球が1球あるかないか。3ボールから打っていいとベンチから指示がでましたし、甘い球に絞って1球で仕留めることができました」



