阪神佐藤輝明内野手(22)がマルチ安打を放った。ウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(甲子園)に「4番三塁」で先発出場。

1点ビハインドの4回先頭では、この回からマウンドに上がったソフトバンクの左腕、川原弘之投手(30)の真っすぐを詰まりながらも右前にはじき返し、11打席ぶりの安打を放った。その後、三塁まで進塁し、栄枝裕貴捕手(23)の適時打で同点のホームを踏んだ。8回無死では6番手、泉圭輔投手(24)の149キロ直球を右前にライナーで打ち返した。続く陽川の打席では完璧なスタートから二盗も決めた。

複数安打は8月19日の1軍DeNA戦(東京ドーム)以来およそ1カ月ぶり。試合前には井上一樹ヘッドコーチ(50)がケージの後ろで打撃練習を見守り、構えのトップ位置や足の上げ方についてアドバイスを送っていた。