98年生まれの絆-。オリックス山崎颯一郎投手(23)のプロ初勝利を、同期入団の山本由伸投手(23)が祝福した。

「ソウイチは(肘の)ケガもあった。リハビリも乗り越えた。僕より何倍もつらい思いを、ここまでのプロ野球生活で味わってきた。その分、素直に応援したい。そんな気持ちです」

16年ドラフトで入団した2人。山本は4位、山崎颯が6位だった。同学年で「一緒に頑張ろう」と切磋琢磨(せっさたくま)して5年目。今では2人が1軍で先発ローテを守る。

山本は試合のない日に大阪・舞洲で自主練習をする度に、山崎颯を見かけた。「ソウイチは少しバカなところもあって…(笑い)。楽勝に見えましたよ。つらいはずなのに…」。

この日の試合前練習中、記者がカメラを向けると「颯一郎をいっぱい撮ってあげてくださいよ~!」と背番号63を指さし、自然な空気感を作った。高みに向かって努力を惜しまない。2人の良好な関係が続く。【オリックス担当=真柴健】