楽天が連敗を3で止め、2年ぶりのCS進出へリーチをかけた。
2回に茂木が5試合ぶりの安打となる適時打で先制。先発則本昂は4回まで2安打無失点とするも、5回2死一塁から伏見に逆転2ランを浴びた。
それでも打線は7回に山崎剛の逆転2点打、浅村の適時二塁打などで5安打4得点。先発則本昂は8回2失点の熱投でチームトップの11勝目を挙げた。
以下、石井一久GM兼監督(48)一問一答
-逆転勝利で連敗ストップ
昨日くらいからすごく感じはよくなってきたので、今日も野手がしっかりとここぞというポイントで逃さず、いい打撃をしてくれた。それができたのもノリが2失点した後に踏ん張って、8回まで持ってきてくれたのがよかった。
-則本昂の好投の要因は
全体的に前回と比べて力が抜けているような感じで、しっかりとリリースが安定していたかなと思います。でも、彼にはこれくらいのピッチングを期待しているわけじゃなくて、これくらいのピッチングはしてほしいと思ってマウンドに送り出している。期待通りというか、想像通りの結果を出してくれたと思います。
-7回終わって110球。8回も続投した
本人もまだしっかりとファイティングポーズをとっていたので、無理やり下ろす必要はない。でも、うまくゲームメークはしてくれた部分が攻撃陣が集中打を打てた部分だと思うので、しっかりと投打がかみ合ったと思います。
-7回に山崎剛が決勝打
簡単に勝負強さとかではなくて、彼がレギュラーになっていく中で、しっかりと左投手にもアプローチしていければ。2ストライクから何とかしようという結果がああいうヒットになった。彼が今年挙げた22打点は、来年レギュラーになるためにいい経験の数字だと思います。これからもシーズンが続くので、しっかりと(レギュラーを)譲らないという姿勢を出して、常に前のめりで頑張ってくれればと思います。