ギータに弟子入り!ソフトバンク笹川吉康外野手(19)が26日、ペイペイドーム内の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、柳田の自主トレ参加を直訴した。

契約更改は現状維持の600万円でサイン。主砲の背負っていた背番号「44」を引き継いだ19歳は「1月の自主トレはひとりでやるか柳田さんにお願いするか。行くとしたら柳田さんにお願いしようかなと思います」と、明かした。まだ柳田本人から返事はもらっていないが、弟子入りを志願する予定だ。

横浜商では通算40本塁打。握力は左右ともに80キロ以上で、背筋力も300キロのパワーを持つ。入団当初は「柳田2世」との呼び声もあった。「柳田さんは(自分と)同じようにフルスイングで、体の大きさも似ていた。柳田さんを参考に自分と比べたりして違う部分を探し出したりしました」。10月の練習中に第1肋骨(ろっこつ)を疲労骨折したが、12月中にもリハビリ組を外れる見込みだ。

20年のドラフト2位で、左の長距離砲として期待されている。「今年はけがで始まり、けがで終わってしまった。2軍に定着することができなかったので、このオフでしっかり体を鍛えて、来年からまずは3軍で結果を残して2軍に行けるようにしたいです」と来季への意気込みを語った。(金額は推定)