ロッテ荻野貴司外野手(36)が2日、三井ゴールデン・グラブ賞の外野手部門を受賞した。2年ぶり2度目の受賞になる。

有効投票数273の約85・7%にあたる224票を手にし、得票率では12球団の外野手でトップに輝いた。

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ケガに泣かされるシーズンが多く、今季はプロ12年目にして初めて全試合に1番打者としてスタメン出場した。左翼では124試合、中堅では54試合に出場。試合途中のポジション変更も35試合ある中で、コンディションを維持し完走した。飛球が風の影響を受けやすい本拠地ZOZOマリンで、広い守備範囲を生かして何度もピンチを救った。

受賞が決まり、球団を通じて「2年前に受賞させていただいた時は全試合出場ではありませんでしたが、今年は全試合に出場してとれたことに充実感があります。1年間けがをすることなく試合に出続けた中で、こういう賞をとれたことを本当にうれしく思います。日頃から練習を見てくれているコーチ、手伝ってくれるスタッフ、そして体のケアをしてくださった皆様に感謝をして、受賞したことを報告したいです。今年の結果に満足せず、チームから信頼をしてもらえるような守備ができるように、来年はもっともっと頑張りたいと思います。これからもそのために精進していきますのでよろしくお願いします」と喜びのコメントを寄せた。

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