巨人の女子野球チーム1期生4選手が4日、宮崎県総合運動公園内の木の花ドームで練習を行った。キャッチボール、守備練習、フリー打撃などで調整。1月31日に宮崎入りし、キャンプに同行している。

昨夏の全国高校女子硬式野球選手権大会で胴上げ投手となった島野愛友利投手(17=神戸弘陵)は「学びたいことで言えば、本当にたくさんあって。野手、投手、バッティング、走塁、野球がうまくなることについては、いろいろ学びたい。学んだことは準備の大切さ。やっぱり今はシーズンに向けての準備でもありますし、アップで言えば練習の前の準備でもありますし、そこについてすごい大切さを学びました」。1軍主力の坂本、菅野、丸らとの同じグラウンドで過ごす時間で貪欲に吸収する。

背番号18の吉安清投手(18=至学館)は桑田投手チーフコーチをほうふつする投球フォームと高橋前監督の打撃フォームに重なる。抜群の野球センスが光る。今キャンプで新チームとしての団結も強まった。「ライングループができました。(グループ名は)塩コショウです(笑い)。目玉焼きに何をかけるかっていうお題があったんで、その時に、塩と塩コショウで分かれたんで、塩コショウにしよう! と思って(笑い)」とにっこり笑った。

金満梨々那捕手(22=平成国際大)は背番号21。「写真を撮るときにバット持ってたんですけど、自分のバットの跡を見て、勇人さんから先っちょ当たってるね~とかそういう会話をしました」と何げない日常の中での貴重な経験に感謝した。

山下陽夏外野手(22=大阪体育大)は背番号7。強打の外野手は「大学の時に77番だったんですけど、パッと見たときに7という数字を見るのが多くて。あと、占いとかが好きで。ソウルナンバーというのがあって、それが7なんですよ。生年月日を足すと最後に7になる。1999年の7月26日を全部足していって、最後のひとけたですね。恥ずかしいんですけど」と照れくさそうに背番号決定までのエピソードを明かした。