熊谷が接戦を制した。1点を先制された4回裏。2死二塁で5番甲斐虎茉輝(とまき、3年)が高く打ち上げた投飛を相手がファンブル。全力疾走していた二塁走者の明戸王翼(おうすけ、3年)が返り、同点に追いついた。5回に三塁打で出た8番富田慧悟(3年)を犠飛で返して1点勝ち越した後、6回には3番明戸が右中間を破り、俊足を飛ばしてランニング本塁打で貴重な1点を追加した。
加藤礼絃監督は「初戦で体が動かないのは分かっていたので、ロースコアの試合にできてよかった。甲斐が良く投げたと思います。1つ勝って楽になります」と話した。1失点完投の左腕甲斐は「初回から飛ばした。今まで右打者の内角に投げられなかったんですけど、今日はそこに投げないと抑えられないと思ってしっかり投げ込めた。成長したと思います」と胸を張った。足で貢献した明戸は182センチの長身で50メートル6秒3の俊足。「足に自信あります。4回は落としたのが見えたのでホームまで走っちゃおうと。6回は右を狙いました。ちゅうちょせずに絶対返ろうと思って走りました」と笑顔を見せていた。



