大阪桐蔭時代、エースとして18年の甲子園で春夏連覇を飾った日本ハム柿木蓮投手(21)が、入団4年目で念願の1軍初昇格を果たした。

新庄監督は、8日DeNAとの2軍戦(鎌ケ谷)を映像でチェック。4番手で救援した柿木は、2イニングを投げて打者7人を1安打1失点。1点はソロ本塁打によるものだったが「ホームランを打たれる前の、柿木君の真っすぐの球が、ちょっと面白いなと思って。後は、ここ(札幌ドームのマウンド)に上がって、それ以上のものが出るか出ないかは性格の問題だから。ここで試さないと分からない。走者がいない時に、どうやってタイミングを狂わせて投げていくか。幅が広がっていく投球を楽しみにしたい」と期待した。