お楽しみは朗希と話すこと-。マイナビオールスターゲーム2022(7月26日=ペイペイドーム、同27日=松山)のファン投票の最終結果が6日に発表され、西武山川穂高内野手(30)がパ・リーグ一塁手部門で選出された。

24本塁打、49打点の2冠で、両リーグ最多の46万1740票を獲得。「素直にうれしいですし、ギータさん(ソフトバンク柳田)に勝てたのがうれしい」。狙うはMVPで「300万円ほしいですね」と笑った。

普段の真剣勝負の公式戦と違い、オールスターはリラックスして楽しめる場。楽しみなことの1つは、まだしゃべったことのないロッテ佐々木朗希投手(20)とコミュニケーションを取ること。「僕はここでしゃべっている10倍くらい陽キャラですから」と積極的に話しに行く構えだ。ともにシンガー・ソングライターあいみょんのファン。「あいみょん好きですものね。『なんで好きなん?』って聞けたらいいかな」と共通の話題からトークを広げていくつもりだ。

もちろん野球の話もしたい。「『いつメジャーいくの?』すごいって聞きたいですけどね」と“超ド直球”質問も思い描いた。もちろん、もう勝負をしたくないわけではない。「最大の褒め言葉。すごい人はすごいので、それを認めつつ、いい勝負ができたらいいという思い」と語った。他にも「そんなに速い球が投げられるのか?」、「普段どういう意識でやっているの?」など聞きたいことはいっぱいある。

積極的にいろんな選手と話すことで「リーグが再開してもいい勝負ができる関係でいたい」との思いがある。お祭りを存分に楽しむ。

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