西武中村剛也内野手(38)が「満塁男」の本領を発揮した。1点を追う6回1死満塁の場面で、走者一掃の適時二塁打を放った。

5番外崎が四球を選び、塁が埋まった。大得意の場面が完成し、打順が回ってきた。1ボールからロッテ二木の2球目。外角144キロにタイミングを完璧に合わせた。白球は鋭く伸びていった。中堅フェンスに直撃。スタンドまではあと数十センチ届かなかったが、走者一掃の適時二塁打となった。「ランナーをかえせて良かったです」と語った。

まだ本調子とは、とても言えないシーズンが続く。まだ打率1割7分7厘、4本塁打、18打点。ただ、歴代最多22本の満塁弾。その記録に象徴されるように、満塁で中村の迫力はぐっと増した。勝利には結びつかなかったが、さすがの勝負強さを示した。今季の満塁の成績は、4打数2安打7打点1四球1犠飛となった。