2位DeNAが球団新記録となる横浜スタジアム12連勝を達成した。5回にネフタリ・ソト内野手(33)が巨人菅野智之投手(32)から右中間スタンドへ決勝11号ソロ。さらに、柴田竜拓内野手(28)の中前打をきっかけに2死二塁として、桑原将志外野手(29)が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放って3点目を奪った。先発した今永昇太投手(28)も粘りの投球で7回1失点で7勝目。投打がかみ合って8月9勝目となった三浦大輔監督(48)の試合後の主な一問一答は以下の通り。

-今永は序盤、球数かかったが7回1失点の好投

三浦監督 初回は何球使っても、まずゼロでというところのピッチングをできるのが今永だと思いますし。その後も、もちろん3者凡退でいけば良かったですけども、ランナーが出た後の粘り強さ。あれだけ毎回毎回出ているとね、精神的にしんどくなってくるところ。その精神的なスタミナですよね。さすが今永、しっかりゲームをつくってくれましたね。

-打線は序盤、菅野を攻略しきれなかった

三浦監督 そう簡単に打たせてくれる投手じゃないですから。その中でも、いい形で初回先制できましたし、あそこでソトが逆方向にしっかりとホームランを打って勝ち越して、その後ですよね。柴田があそこで終わらずにつないで、桑原でもう1点取れたのが大きかったですね。あそこで1点で終わることなく、その続きの攻撃できたっていうところが大きかった。

-本拠地で連勝が続いている要因は?

三浦監督 やっぱ粘り強く戦っていると思います。いつも言っていますけれど、ずっと7月から接戦が続いていますけれど、選手たちが自信に変えてくれていますし、今日も接戦をものにできたのはチームの財産になりますし、力になりますからね。勝ったってのは大きかったですね。

-8回は伊勢が巨人の中軸を3者凡退

三浦監督 しっかりと期待に応えてくれますし、見た目だけじゃなく、投球にも貫禄がでてきたかなと思います(笑い)。

-クローザーの山崎は30球と球数を使った

三浦監督 ああいう展開ですし、今日の風を頭に入れながら、すごい1球1球、バッテリーで意識しながら投げていたなと。1本長打が出れば、ガラっと変わるところですから。すごく警戒しながら投げていましたし、そういう意識がすごく表れていました。

-17日はカード勝ち越し、連勝継続もかかる一戦

三浦監督 もう1個、積み上げていくだけです。本当に選手たちもね、今日の試合どうするかと集中できていますし、もう今日は終わったんでね、また明日の試合をどうするかというところでね。また集中して、初回から入っていけるように準備します。