ソフトバンク大関友久投手(24)が1軍に復帰した。8月2日に左精巣がんの疑いがあったため、福岡市内の病院で左睾丸(こうがん)の高位精巣摘除術を受けていた。手術完了から約1カ月半というスピード復帰で戦力に戻ってきた。

藤本博史監督(58)は「本当によく戻ってきてくれた。今年は無理かなと思ったけど間に合って良かった」と歓迎。起用法については「接戦でも中継ぎでいこうかなと思ってます」と明かした。

大関は今季、先発ローテーションの一角として18試合に登板し、6勝6敗。防御率3・01の成績を残していた。2完封は日本ハム加藤、オリックス山本、日本ハム伊藤に並んでリーグ最多タイ。球宴にも監督推薦で初出場していた期待の若手左腕だ。

代わってコリン・レイ投手(32)が出場選手登録を抹消された。