楽天は3日、福井優也投手(34)、福山博之投手(33)、川島慶三内野手(38)に来季契約を結ばない旨を通達したと発表した。

福井は19年広島からトレードで加入。今季はリリーフで11試合に登板。0勝0敗、防御率4・09。現役続行希望で、今秋のトライアウトを受験予定。「パ・リーグに来て、パ・リーグのレベルを知ることができましたし、岸さん、涌井さんをはじめ、素晴らしいチームメートと出会え、一緒にプレーできたことは一生の思い出です。楽天イーグルスに来て4年間、何もできていないですけど、いつも温かい応援、ありがとうございました」とコメントした。

福山は12年オフDeNAを退団し、楽天に加入。14年から4年連続で60試合以上に登板。リリーフ陣を支えた。今季は3試合で、0勝0敗、防御率0・00。今後の動向は検討中。「いろいろな経験をさせていただき、一言では語り尽くせないです。肩をけがした時の復帰戦で、コロナで声は出せないですけど、大きな拍手をいただいたことが一番の思い出です。10年間、イーグルスファンの皆さんに温かいご声援をいただき、その声援の力があって、多く登板することができました。またどこかでお会いしましょう」とコメントした。

川島は21年オフに楽天に加入。今季は12試合で打率1割3分6厘、1本塁打、6打点。現役続行希望で、他球団でのプレーを視野に入れている。「楽天イーグルスに来ていろいろな人との出会いがありました。1軍でも2軍でも、みんながどのような思いでやっているかとか、勝ちたいという気持ちはどのチームでもみんな持ってプレーしているなとか、みんなと話しができたことが思い出です。出場機会は少なかったですけど、東北のファンの皆さんに応援していただき、ありがたかったです。今年でイーグルスの選手は終わりますけど、1度のヒーローインタビューで自己紹介ができたのがいい思い出です」とコメントした。

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