ロッテは21日、土肥星也投手(27)と古谷拓郎投手(22)に来季の選手契約を結ばない旨を通知したと発表した。ともにZOZOマリンでの秋季練習に参加していた。

左腕の土肥(どひ)は尽誠学園(香川)から大阪ガスを経て、16年ドラフト4位で入団。プロ6年目の今季はイースタン・リーグで先発、中継ぎとフル回転し、チーム最多の85イニングに登板したものの、1イニング平均1・5人近い走者を許すなど、球威が及ばなかった。1軍では1試合1イニングに投げ、味方の逆転で勝利投手になった。周期練習ではリハビリ組で練習を続けていた。

古谷は習志野(千葉)から19年ドラフト6位で入団した右腕。プロ2年目の20年には先発デビュー予定が雨で3度流れ「雨降るや(古谷)」と話題になった。昨季の石垣島キャンプ中に投球フォームを崩し、別メニュー調整に。一時期は師事した石川も驚くほどの直球を投げるまでに戻っていたが、プロ4年目の今季は4月中旬以降、イースタン・リーグでも登板がなかった。

【関連記事】ロッテニュース一覧>>