みちのくの頂点へ-。最初の関門を突破した。春の全日本選手権4強の東日本国際大(南東北大学)が、東北福祉大(仙台6大学)に逆転勝ちで決勝進出を果たした。同選手権で史上初の4試合連続本塁打を放った上崎彰吾外野手(4年=青森山田)が同点適時打を含む2安打の活躍。バットでチームの勝利に大きく貢献した。
上崎の勝負強さが光った。0-1で迎えた4回1死一、三塁。カウント2-1から内角直球をはじき返し、中前へ貴重な同点適時打を放った。「みんながつないでくれたチャンスで勝負強さを出せた」。1-1の7回には無死一塁から右前打。この回3点を奪う足がかりをつくった。「初戦を一番大事にしていた。勝てたことは勢いに乗れるし、次につながると思う」とうなずいた。
勝負の分かれ目は7回だった。1点を勝ち越し、なおも2死二、三塁のチャンスに振り逃げで逆転。相手捕手がボールを見失う間に二走もホームイン。一瞬の隙を逃さない走塁が光った。明治神宮大会(11月18日開幕)の切符を懸け、今日30日は昨秋の東北王者・仙台大(仙台6大学)とのファイナルに臨む。上崎は「チーム一丸で戦って、勝利へ導けるよう、全力でプレーしていきたい」と言葉に力を込めた。目標は「明治神宮大会優勝」。そのためにも東北代表の座は譲れない。【佐藤究】



