阪神木浪聖也内野手(28)が22日、西宮市内の球団施設で契約更改に臨み、500万円減の年俸2100万円でサインした。

今季1軍出場は41試合で打率2割4厘、1本塁打、6打点。ウエスタン・リーグでは主に二遊間の守備に就き、38試合で2割7分6厘だった。

高知・安芸の秋季キャンプでは激戦区の二遊間争いで、正遊撃手候補として猛アピール。ルーキーイヤーの19年から3年連続で開幕遊撃をつかみ取った木浪は「1年目から3年目まで開幕スタメンで出られたが、今年初めて(開幕スタメンで)出られなかった。こうやってチャンスが回ってきたのでモノにするために、このオフはすごく大事」と闘志を燃やしている。

秋季キャンプでは岡田彰布監督(64)も「木浪の肩も思ったよりいいというか。遊撃は打たんでも、基本的に守りだけでいいと思ってるからな。でも、これは小幡も打たんとあれやな。困ってるけど、うれしい困り方やな、はっきり言って」と、うれしい悲鳴をあげていた。(金額は推定)

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