昨年の現役ドラフトで巨人から移籍した広島戸根千明投手(30)が20日、マツダスタジアムのブルペンで今年初めてブルペン入りした。同学年の磯村を立たせて30球。マウンドの傾斜と球の強さを確認した試運転ながら「感じはすごく良かった。今後は変化球や精度をあげていきたい」と上々の初投げとなった。

マツダスタジアムで行われている合同自主トレには前日19日から合流し、新たなチームメートとも同学年を中心に親交を深めている。新井監督体制となる新天地では2月1日のキャンプインから自身の特徴を知ってもらわなければいけない。「ディスカッションしながら意見を聞いて、いろんなことを取り入れていきたい。自分の色は自然と出てくると思う」。首脳陣や捕手陣を中心としたチームメートとコミュニケーションを取りながら広島戸根をつくり上げていく。

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