ヤクルト長岡秀樹内野手(21)が納豆を倍増し、プロ4年目を粘って、粘って戦い抜く。26日、都内で取材に応じ、今月の自主トレから1日4パックの納豆を食べていることを明かした。

出場5試合(21年)から一気に139試合とブレークした昨季も1日1、2パックはノルマにしていたが、倍増。ソフトバンク中村晃外野手らと福岡で行った自主トレでは、栄養士のもと食事管理を徹底した。

補食も含め1日5食。「食べること自体はあまり好きじゃない」と普段は食が細い長岡だが「食べることもトレーニング」と動物性と植物性のタンパク質を中心に食べまくった。体重は2キロ増え84キロに。「いろいろなメニューがあっておいしかったです」と振り返った。

1日4パックの納豆で「守備でバウンドが合わなくても粘って取ったり、足で粘って打ったり、そういう強さは出てきた」と体の粘りまで感じられるようになった。シーズン中も「続けていきたい」と「納豆力」で不動の遊撃を守り抜く。

もちろん食事面だけではない。自主トレでは量もこなした。ノックは1日1時間ほど受け、その後、特守も行うなど、昨季ゴールデングラブ賞を獲得した守備面をさらに磨いた。

キャンプインまで残りわずか。「自主トレでやったことが無駄にならないよう、数を打って、数を受けようと思う」と準備万全でキャンプに備える。【三須一紀】

【関連記事】ヤクルトニュース一覧