森くん、頼りになるわ! オリックス杉本裕太郎外野手(31)が26日、新チームメート森友哉捕手(27)との初ミーティングを明かした。

大阪・舞洲の球団施設を初めて訪れた森とあいさつをかわしたが、実は15日に自主トレ先の沖縄の練習場で顔を合わせていた。昨年まで西武捕手だった森の目を通して見た自身の打席を伝えられ「やっぱりよく見てるな」と眼力に感心した。

気温10度を切る寒風の中、真っ黒に日焼けした2人が大阪・舞洲で再会を果たした。森は「沖縄でも1回会ってるんで」と笑顔。雨が降った15日、時間差で同じ室内練習場を利用した。杉本は沖縄ミーティングを「去年の打席での、どんな感じに見えた? とか。こういうふうに見えました、とか。そんな感じの話は教えてもらいました。確かに、合ってるわ、とか。よう見てるわ、と思って」と振り返った。

23年オリックス打線の中軸を担う2人。杉本は「やっぱりよく見てるな、と。見てるのはもちろん分かるんですけど、何を狙っていたかとかそういうのも結構、僕が思っていたのと当たっていたので。勉強になりました」と新相棒への信頼を深めた。これまでは森の実績が信頼の基盤だったが、これからは森の「目」も頼りになる。向上心の強い杉本は、これまでも福田、宗ら後輩の意見も参考にしてきた。森とも「いろいろ聞いたりしながらレベルアップしていきたい」と胸を弾ませる。モリスギになるか、スギモリになるか。新中軸の連係が3連覇へのカギになる。【堀まどか】

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