WBCに3度(06、09、17年)出場したヤクルトの青木宣親外野手(41)が27日、都内で取材に応じ、前日に正式発表されたWBC日本代表のメンバーについて「すごいと思う。十分優勝を狙えるメンバーがそろっている」と太鼓判を押した。

昨年末には家族同士で同代表のダルビッシュ有投手(36)と会食。09年以来のWBCとなるダルビッシュに今の日本選手についてレクチャーし、チームメートの村上宗隆内野手(22)についても話したという。

他国も多くのメジャーリーガーが出場予定だが、国際大会の経験が豊富な青木が貴重なアドバイスを送った。「『同じ人間がやること』ぐらいの気持ちでいいと思う。相手もすごい選手が出てくるけど、名前で野球をやるわけではない」。平常心でいることがスタートラインだと説いた。

加えて、現場で自ら感じ取ったことに素直に反応すべきとの助言も送った。「データも大事だけど、入れすぎもだめ。起きていることは現場で起きているのだから、そこで感じたことを体現すればいい。頭でっかちになるのもよくない」とエールを送った。

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