阪神岡田彰布監督(65)が、選手の見極めの時期に入り一層厳しさを増した。2点リードの9回、5番手で岡留を登板させたが、ストライクが入らず死球、暴投、四球と無死一、二塁とピンチをつくり、わずか10球で降板。緊急リリーフとなった左腕岩田が2死まで奪ったが、蝦名に右翼越えの同点2点適時打を許した。

岡留の交代について岡田監督は「悪影響及ぼすからな、チームに。ああいうのは」と厳しかった。8回まで無失点リレーを続けてきた投手陣の流れを切ってしまった岡留だけでなく、ブルペンやマウンドでの投球練習などで、岡留が投げさせられる状態だったのかをコーチも判断してほしいという思いからの言葉だった。

「選手は生き残りをかけてるのに助けたる必要はないと思うよ」。シーズンでは、ピンチをつくった仲間を助けることは大事だが、今は1軍をかけて激しい争いをしている最中。「現状では勝ち負けなんか関係ない。打者に対してどう投げるか。それで1軍の戦力になる、ならないを見極めていくわけやから」。岡留の2軍降格については「それは分からん」と話すにとどめたが、キャンプも折り返しを過ぎ、指揮官は選手たちを本格的にふるいにかけ始めた。【石橋隆雄】

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