阪神が沖縄・宜野座キャンプでの韓国・サムスンとの練習試合に10-0と完勝した。岡田彰布監督(65)は、結果以上に1軍生き残りを猛アピールするナインの姿を評価した。一方でこの日練習後に岡留英貴投手(23)、岩田将貴投手(24)を2軍降格させた。開幕1軍へ向け、ふるい落としは激しさを増してきた。岡田監督の一問一答は以下の通り。
-7回にエンドランの動きも
「エンドランちゃう。スチールだけや。あれはツースリーなったから走れ言うただけや。板山がうまいこと打って一、三塁になったけど、そんなんちゃうよ。エンドランちゃうよ。あれはもうツースリーやから、走れ、スチールにしてん。スチールだけだしとったからさ」。
-これからサインや作戦なども徐々に
「次のゲーム(23日の練習試合中日戦・北谷)ぐらいからな。この3試合はみんなフリーに打てと。ランナー二塁でも、そんなん三塁に送るような打ち方じゃなしにみんなヒット、自分のバッティングせい言うてたけど徐々にこれからな、たぶん、去年とはだいぶやること変わってくると思うからな。そのへんはちょっとサインとかでな、縛るというか、こういう場面はサインでこう動いてほしいというかな、そういうの、次のクールのゲームぐらいからやっていくと思うけど」
-投打ともいい競争ができている。ここまで順調なキャンプ
「そりゃ順調は順調よ、外国人2人はな、ちょっとケガでな、別に気にしてないけどな、外国人2人別に(笑い)」
-リリーフでは3番手の石井がよかった
「石井よかったなあ。ビックリしたわ」
-2回で5奪三振と三振が取れる
「ボール速なってるな。あの背丈(175センチ)からしてそんなに角度のある投げ方じゃないけど、もうちょっと角度があるように見えるよなあ、あれな、ボール。いやいや、よかったよ今日、ビックリしたわ」
-投手陣は先発もリリーフもいい競争を
「まあそうやな。それはいいことやけどな、まだまだこんな時期では決められへんわ。こんだけな、いいからな、ある程度」
-ルーキーの富田は中継ぎか
「まだまだそこまで考えてない。1軍でどのくらい(やれるか)。ブルペンでもみんなと一緒に投げるだけでもだいぶ違うやんか。2軍で横で投げるのと、1軍の投手の横で投げるのと、そら全然違うよ。捕手2人若いの(藤田と中川)呼んでるのもそうやし。普通、青柳や才木のボール受けられへんやん、こっちに呼ばんとな。だからあいつら2人若い捕手呼んだけど。まあこのキャンプまでや。オープン戦になったらまた代えなあかんけどな。まだまだ1軍の戦力になれへんけど、やっぱそういう経験を積ませとけば全然違うやんか」
-OBのオルセンさんも訪問
「会うたけど分からへんな、あんな太ってたら」
-声出し応援が3月から解禁に
「いつやった? 4、5か。まあなあ、発散できてええんやないか」