BC新潟の奥田昇大捕手(25)が4年目のシーズンに向けて自主トレのギアを上げている。昨季は本職の捕手に加え、左翼手、一塁手、指名打者を務めたユーティリティープレーヤー。スイングのスピードと強度アップに取り組み、正捕手の座を狙いながらNPB入りを目指す。
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チームスローガンが「頂」なら、奥田は個人的な標語を「必死」にした。オフの打撃のテーマはスイングスピードと強度。鋭い振りで繰り返すティー打撃は「必死」だ。昨季は専門の捕手に加え、内外野も受け持った。器用さが売りだが、今季狙うのは正捕手の座だ。「課題はスローイング。力を伝えやすい投げ方を探っている」と言う。
6月で26歳になる。4年目のシーズンながら、野手では稲葉大樹コーチ兼内野手(38)に次ぐ年齢だ。「稲葉さんの背中を見て、練習の姿勢などを学んできた。後輩たちに背中を見せなければならない年齢になる」。NPB入りへ、必死な姿を見せる。
スイングにスピードと強度をつけた先に見据えるのは中距離ヒッター。「外野の間を強い打球で抜きたい」と話す。オフに筋力アップに取り組み、デッドリフト230キロ、スクワット170キロ。「祖父が創設に携わった」という東京・町田リトルシニアで小1から野球を始め、硬式一筋20年目。「NPBを目指すのは変わらない。まだ成長しなければならない」と奥田は4年目のシーズンを必死になって駆け抜ける。【涌井幹雄】



