DeNAは宮崎敏郎内野手(34)がオープン戦1号、2号となる2打席連続弾を放ったが、逆転負け。8日の楽天戦から7連敗となった。
「3番三塁」で先発した宮崎は、まず1点リードの3回1死、ソフトバンク大関の138キロを左翼席中段へ。「打ったのはチェンジアップです。しっかり自分のスイングで捉えることができました」。オープン戦11試合目、27打席目の初本塁打は、チーム日本選手の1号でもあった。さらに6回先頭の第3打席でも直球を捉え、左へ運んだ。
三浦大輔監督(49)は「1番遊撃」で起用したドラフト3位の林琢真内野手(22=駒大)を途中から三塁に回すなど、試したいプランを実行している。「もちろん勝ちも意識してやりますけど、シーズン入って勝つための準備ということでやっています」と話した。
開幕投手に内定したことが明かされた先発の石田健大投手(30)は、5回94球を投げて4失点だった。
▽DeNA宮崎(ソフトバンク大関からオープン戦1、2号となる2打席連続ソロ)「体もスイングも、自分がイメージしているものには近づいている」
▽DeNA三嶋(2番手で登板。地元福岡で1回を3者三振に仕留め)「きっちり抑えられて良かった。昨年手術して、またこうして福岡で投げられてとてもうれしいです」