ヤクルトは22日、荒木貴裕内野手(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。

荒木は近大から09年ドラフト3位で入団。ユーティリティーとして昨季は代打や守備固めで47試合に出場したが、今季はここまで1軍出場はなかった。ヤクルト一筋で、通算684試合に出場。打率2割2分8厘、18本塁打、116打点の成績を残した。

球団を通じて「ヤクルトに入団して14年、ファンのみなさんのたくさんの応援に支えられて、ここまでやってこられました。リーグ優勝、日本一になれたこと、これまで指導いただいた監督、コーチ、スタッフのみなさん、共に戦ったチームメートとの日々は私の宝物です。また、ここまで野球をやらせてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。携わっていただいた全ての皆さま、14年間本当にありがとうございました」とコメントした。