日本ハム万波中正外野手(23)が、来季開幕4番を目標に掲げた。
今季は本塁打王こそ逃すも、141試合に出場し25本塁打、打率もチーム2位の2割6分5厘と主軸に成長した。新球場元年の今季開幕4番は同期の野村佑希内野手(23)に譲ったが、終わってみればチーム最多49試合で4番を務めた。大きく飛躍した1年をステップに、来季は「開幕から4番を目指したい」と大役を担い、打線を引っ張る覚悟だ。
激しいタイトル争いに加わった経験は大きい。「いろんな攻め方をされた。ある程度克服できたと思ったら違う攻め方をされたり。対応できたと思ったところができなかったり。いろいろな発見があった。1年間通して経験できたのは大きい」。高いレベルの中で磨いた技術や、気づきを生かし、今季以上に首脳陣の信頼度を上げていく。
自身の4番像がある。「(ヤクルト)村上さんだったり、(巨人)岡本さん(DeNA)牧さんとか、実力ある選手は調子関係なくずっと4番。打線の中心にどっしりいる」。チャンスで打つ、苦しい時に1発で形勢を変える。今季以上にチームを勝たせる働きを続け、日本を代表するスラッガーへと駆け上がる。
守備でも自信をつけた1年だった。8月17日ロッテ戦では、右翼から矢のような三塁への返球で、タッチアップを阻止。「かなりタイトな時間勝負になっても、いい送球ができている手応えがある。来年はフル出場したい気持ちがあるので、守備でも打撃でも替えのきかない存在になりたい」。24年は、4番右翼万波が打って守って刺しまくり、チームを最下位から引き上げる。【永野高輔】



