ロッテの場内アナウンスを33年間務めた谷保恵美さん(57)が20日、最終出勤日を迎え、ZOZOマリンで会見を行った。

「少し(球場の)外周を歩いたんですけど、もう通わないのかなっていうのは寂しくなりました」としみじみ。印象に残っている試合には引退試合となった10月16日のCSファーストステージ第3戦のソフトバンク戦、10回裏に3点差を逆転した「幕張の奇跡」を挙げた。「最後にほんとに歓喜して終われているんで、最高でしたね。自分のことだけを考えるとすてきなプレゼントをもらっているように感じましたし、たくさんの笑顔を見られて本当に幸せでした」と振り返った。次の職種について、具体的な明言は避けたが「一生懸命やれば何か道が開けるんじゃないかと思いますので、何かチャレンジしていきたい」と第2の人生を突き進む。

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