オリックスドラフト5位の高島泰都投手(24=王子)が新人合同自主トレ2日目の10日、“魔球”「ナチュラルカミソリシュート」の存在を明かした。「真っすぐを投げているだけですが、勝手にシュートしていく。右打者はグッと入っていくような感じで、左は逃げながら落ちていくみたいな感じ」と説明した。
明大の準硬式出身。滝川西(北海道)でエースになれず、大学で硬式を続ける自信がなかったからと明かすが、この選択が奏功した。1年から多くの実戦を経験。技術的にも「準硬式はツーシームがゴムで回転が見えづらいので、最初にツーシームを覚えた」と武器にした。
昨秋、山本、山崎福に移籍の可能性がありながら、高卒野手1位の大胆なドラフト戦略を敢行。それも、即戦力と期待できる社会人投手をリストに挙げていたから。高島は「ベース上の出し入れとチェンジアップの精度の高さ」が指名の決め手になった。シュートをより自在に操れたら、投球の幅が広がる。4連覇を目指す投手陣に、楽しみな戦力が加わった。【堀まどか】
◆高島泰都(たかしま・たいと)1999年(平11)12月3日生まれ、北海道出身。滝川西3年夏に甲子園出場し、1回戦仙台育英戦で救援登板も敗れた。明大-王子を経て昨年ドラフト5位でオリックス入団。契約金3000万円、年俸600万円(いずれも推定)。コーナーを丹念に突く制球力に評価が高い。181センチ、80キロ。右投げ右打ち。



