後輩選手へのパワハラ行為で楽天から自由契約となった安楽智大投手(27)が5日、メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドビルズと契約し、代理人を務める弁護士を通じて、コメントを発表した。

コメント全文は以下の通り。

このたび、私、安樂智大はメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約いたしました。昨年、私が同僚選手にした行為につきまして、当該選手、楽天球団、チームメイト、そして何よりも応援してくださった野球ファンのみなさまに多大なご迷惑をおかけしたこと、そして失望させてしまったことをこの場を借りてあらためてお詫び申し上げます。私は、当該選手を含め後輩のことが大好きで、決して後輩選手をいじめようと思ってしたことは1度もありませんでした。私なりのコミュニケーションのつもりでやっていたことでしたが、受け取る側の気持ちを十分に考えられておらず、私の行動が誤っていたこと、私の認識が甘かったことを痛感しております。

私自身、もう野球を続けるべきではないとも考えましたが、周囲の方々から絶対野球を辞めないでほしいと励ましていただきました。また、多くのファンのみなさまからも、このような私に対して「もう一度頑張れ、応援している」と言っていただきました。そして、このたびメキシコシティ・レッドデビルズにて野球をする機会をいただけたこと、これらのことすべてに感謝し、もう一度真摯に野球と向き合い、皆様にまた応援していただけるよう、全力で精進してまいります。

最後に、報道されている内容につきまして、真実と異なる点がいくつかあります。真実と異なる内容や憶測に基づいて、私の家族や身内に対する嫌がらせ、誹謗中傷等はどうかやめていただきますようお願いいたします。