日本野球機構(NPB)は2日、セ・リーグ公式記録の訂正を発表した。
3月29日のヤクルト中日1回戦(神宮)で、ヤクルト村上宗隆内野手(24)が8回裏の先頭で遊撃手後方へのフライを打ち上げた。これを、中日クリスチャン・ロドリゲス内野手(22)が捕球できず、さらに打球処理にもたつく間に村上は二塁まで進んだ。
直後の記録ではロドリゲスの「失策」となったが、「安打と失策(単打+二塁進塁は失策)」に訂正された。これに伴い、中日松山晋也投手(23)の自責点は「1」から「4」に訂正された。
訂正をまとめると、次の通り。
ヤクルト村上の安打2→3
ヤクルトのチーム安打計11→12
中日松山の被安打1→2
中日のチーム被安打計11→12
中日松山の自責点1→4
中日のチーム自責点2→6
※中日ロドリゲスおよび中日の失策数は変更なし。
村上の打球は、ロドリゲスのグラブに触れずに地面に落ちた。その後、バウンドしたボールをロドリゲスがつかみ損ね、その間に村上は二塁に到達した。打球がグラブに触れなかったことから「村上の安打では」と指摘する声が、ネット上で挙がっていた。