阪神2軍が今季初の3連勝を飾った。7日広島戦以来、中4日のゲームで12安打8得点と打線が活発だった。和田豊2軍監督(61)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-ビーズリーの先発は今季初。まずはイニングと球数的にもここから
「過去の2つ、1イニング、2イニングっていうところがリリーフだったんで。結構ショートイニングだったから、目いっぱいいく形が今日は逆にちょっと先発で、先発になると、もうちょっと楽にというか。八分くらいで入っていけそうなところ、ちょっと力んどったね、今日はね」
-今後は球数、イニングも増やして
「そうだね。今、先発調整に入ってるんで。次は5イニング。球数も少し増やしながら投げていければいいかな」
-本人は制球が課題と
「そうだね。ちょっと過去2回っていうか、この2回がもうほんとに良かったから。ベストピッチぐらいのね、形だったから。そんなに今日、そこから下がるとか悪いとかいう感じではなかったけど、やっぱりランナーを背負った時のクイックだったりね。ちょっとやっぱり課題というかね。足の遅い選手にも走られてたから、そこらへんね。ビーズリーあたりはもう1軍で投げる選手なんでね。隙を与えないっていうところ。今日は先発でいろいろね、試したいこともあってのことなんで。2回以降は少しね、速いクイック、速めのクイックをしながらできてたんで。2回、3回はまずまずやった」
-及川も順調、1軍出番を待つ
「ということになると、もう少し制球を、うん。決してね、今日はそんないい方ではなかったけどね。悪いなりに投げられてた中で、変化球はちょっとコントロールがきかなかったかな。ほとんど2ボールからね。そこからの勝負になってしまったんで。やっぱり2球投げたら、どっちか1取って、1-1カウントから勝負できるようになってくると。ま、そこらへんだけだよ」
-最後、満塁のピンチで石黒君にとっていい勉強になった
「いや、立派立派。あそこでね、球を投げて、向こうもね、中心バッターの打順だったんで、フォアボールも出してるけど、これはもう必要なフォアボールだと思うんでね。簡単にね。ベルト付近に投げられない中で、ほんとに低め低めっていうね、意識が見て取れた。その中で最後、勝負どころでしっかり打ち取ることができたので。ちょっと過去2回、打ち込まれてたりしてたけど、投げるたびによくなってきて。今日はほんとに、いい経験というか、絶対打たれたらあかんという思いでの登板だったので、その中で石黒らしいピッチングできたのは、本人にとってもよかったんじゃないかな」
-監督がマウンドで伝えたのは
「状況をね。本人も分かってるだろうけど。そこで低めにね、強い気持ち出てたよね」
-井上は実戦復帰
「予定通りで、何もなければ明日、守備にもついて、イニング、打席を増やしていけたら。ゲーム空いてるから、ゲーム勘をね。スイングは練習から調子いいぐらいのスイングしてるから。あとはゲームでは予期せぬことが起きるのでね、それがないように時間とって復帰できたので、明日以降結果を求めながらやっていってほしいね」
-下村は今後長く活躍するための決断
「本人のコメント通りでね、始まったばかりでこれからの選手だから、リハビリ長いけど粘り強くやっていくしかないから。また来年以降ね、投げる姿を僕も見たいし、ファンの人も待ち望んでいると思うので、粘り強くやってほしい」
-悩んでる姿は
「決断が苦しいというより、やっぱりドラ1で入って、同じ仲間が投げてる中、キャッチボール程度しかできない歯がゆさとか、いろんな面を抱えながらだったろうから、1日も早く投げられるようにね」