楽天が「0-33」の悪夢払拭(ふっしょく)へ初回にゲームを動かした。先頭小郷裕哉外野手が今季2本目となる先頭打者弾を逆方向へ運んだ。カウント1-2から外角高め149キロ直球を捉えると、風にも乗り左翼席にギリギリ届いた。4月25日の日本ハム戦以来、21試合ぶりの今季2号に「死ぬ気で切り込んでいきました」と笑顔。チーム20イニングぶりの得点をもたらした。
投げては先発早川が気迫の投球を披露した。6回1死まで無安打投球。6回は3連打で同点に追いつかれたが、2死一、二塁から4番マルティネスを空振り三振に仕留める。最少失点で切り抜けると、クールな左腕としては珍しく力強いガッツポーズ。「自分の役割を全うするだけ」と話していた通りに快投した。
前カードのソフトバンク2連戦は屈辱的な敗戦を喫した。21日が0-21、22日が0-12で合計「0-33」の大敗。投打ともに振るわなかった。1試合20失点以上は球団1年目の開幕2戦目、05年3月27日ロッテ戦で0-26で敗れて以来、19年ぶり2度目の不名誉記録だった。
試合前時点では今季最多の4連敗&借金7で、両リーグワーストの防御率4・13と負の連鎖が続いていた。スタメンは今季初めて島内を2番、鈴木大を3番、辰己を5番で起用。浅村を22試合ぶりに4番、岡島が5月3日ロッテ戦以来、先発するなど大改造した。その効果もあってか、好調日本ハムと終盤まで接戦を演じた。



