阪神才木浩人投手(25)が自身初の2桁勝利をかけ、前半戦ラスト2試合に挑む。今季はここまで14試合に登板し、8勝をマーク。本人は「結果としてついてくるものだと思っているので」とこだわらないが、ソフトバンク有原と並び12球団トップタイの勝利数だ。 ファン投票1位で選出された球宴まで残り2週間。中6日の登板で2戦2勝を挙げれば、球団では22年青柳以来の球宴前10勝到達となる。「自分に勝ちが付く、付かないにこだわりだすと、勝ちが付かなかった時にしんどくなる。しっかりゼロに抑えるとか、長いイニングを投げるとかというところを意識しています」。あくまでも自分の投球に集中。その先に大台到達を見据える。
まずは9日ヤクルト戦(甲子園)に先発し、キャリアハイの9勝目を狙う。ここまでリーグ2位の防御率1・11。だがヤクルト戦に限ればカード別ワーストの3・71で、唯一2点を超える相手となっている。「点を取られたとしても最少失点とか。無駄な失点をなくしながら、工夫して投げられたら問題ないかな」。普段通りを心がけてマウンドに上がる。
この日は甲子園で投手指名練習に参加し、ダッシュなどで調整した。チームの3連勝を導く快投で、自身にとっても節目の1勝をつかみとる。【波部俊之介】



