ライバルの一足早い“出世”に嫉妬した時期もあった。22年に一緒に育成ドラフトで加入した同学年の福島が3月に支配下登録された。柳川は、腐った。「1週間ぐらいちょっと落ち込んでて。なんかウエート休んだりしてたっす。メニュー決まってるんですけど、行かなくて部屋で寝てたりしてました」と振り返る。

そんなときに声をかけてくれたのが栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)だった。鎌ケ谷で個人的に呼ばれ諭された。「そんなに焦らなくていいから。後半戦で上がってくればいい。腐るなよ」。その言葉で気持ちが落ち着いた。しっかり練習に集中。自身も5月に支配下登録を勝ち取り、同26日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で初登板を果たした。

既に福島が先に1勝を挙げているが、もう腐ることはない。「悔しい、はないですけど。一緒にずっとやってたんでうれしいし、一緒に頑張ろうって気持ちになります」。5月の初登板から73日。思い出の杜(もり)の都で、待望のプロ初セーブを挙げた。【黒須亮】

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