DeNA牧秀悟内野手(26)が“走打”で躍動した。

4回2死一、二塁、中日松葉から右前適時打を放つと、一、三塁の一塁走者として初球に二盗を決めた。7月2日ヤクルト戦以来、2カ月ぶりとなる10盗塁目。セ界一番乗りで「2ケタ本塁打&2ケタ盗塁」に達した。7回にも二塁打から連続タッチアップの好走塁で生還。「後ろに良い打者がいるので足を絡めたら点が取れますし、仕掛けられて良かった」と駆け回った。

キャンプから推し進めるチームの「走塁改革」を主将自ら体現する。1年目から2、3、2と計7盗塁も、今季は一気に増加。盗塁死はなく、成功率はいまだに100%を維持している。「(足は)速くはないですけど、それなりに。チームの方針で盗塁できる選手は果敢に攻めてますし、自分もそれに乗っかってるだけ」と謙遜するが、同じく2ケタ本塁打、2ケタ盗塁の経験者である石井チーフ打撃兼走塁兼一塁ベースコーチは「勘が良くて、走ることのセンスはチームで屈指」と絶賛する。

験担ぎもかねて「カツしかないフェス」として開催された一戦。12球団最速で「20-10」を決め、2試合連続「2番」で打線を引っ張った。「(チーム全体で)朝の入り方、準備の仕方が1カ月前より変わってると思います」と牧。主将が打って走って3位広島に1ゲーム差に迫った。【小早川宗一郎】

▽DeNA三浦監督(牧について)「チームが走塁の意識を高めようとしている中、率先して背中で見せてくれて、頼りになるキャプテンだと思います」

▽DeNAケイ(前日からのスライド登板で7回2失点と好投し、2カ月ぶりの6勝目)「白星を飾れることは素晴らしいこと。9月の大事な時期に勝ててうれしいです」

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