広島が延長12回に代打末包昇大外野手(28)が右越え二塁打を放ち、サヨナラ勝利した。
1死から代打野間が相手の失策を誘い、二塁へ進塁。2戦連続でスタメンから外れていた末包は、阪神6番手村上の外角球をたたくと打球は右翼へ。前進守備を敷いていた阪神島田のグラブの上を越えていった。二塁ベースを周り、サヨナラの走者の生還を確認すると両手を突き上げて喜んだ。「勝利を届けることができて本当に良かった」。プロ入り初のサヨナラ打で、苦しいチームに勝利をもたらした。
1回に幸先よく2点を先制しながら終盤に1点ずつ返され、同点に追いつかれた。9回は栗林が自らの悪送球から1死満塁のピンチを招くも代打梅野、近本を2者連続三振に切った。延長10回は森浦が3者凡退。11回からは島内が2イニングを投げて無失点に切った。敗れれば球団ワースト記録の月間19敗目となる一戦を、総力戦で制した。
▽広島新井監督(延長12回、末包のサヨナラ打に)「よくスエが打ったと思います。ここ数試合スタメン外れていて、本人も期するものがあったと思います。ナイスバッティングでした」
▽広島島内(延長11回から2イニングを無失点に抑えて2桁10勝目)「それだけチームが同点から勝ち越している証拠でもあると思いますし、先発の勝ちを消して、僕の勝ちになっているのもある。野手の皆さんのおかげかなと思います」
▽阪神島田(延長12回、末包の右翼への打球が頭上を越えサヨナラ打に)「捕りたかったのが一番だけど捕れなかった。ポジショニングとかもあるので、なんとも言えないです、そこは」



