阪神高橋遥人投手(29)が26日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、650万円アップの年俸2500万円でサインした。

昨年6月に左肩などの手術を受け、育成選手としてスタートした今季は7月20日に支配下復帰。8月11日の広島戦では1025日ぶりの白星を挙げ、そこから破竹の4連勝で鮮烈な復活劇を演じた。「(復帰して)違った緊張感とか責任感を感じたシーズンでした」と振り返った。

11月には「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受け、1日も早い実戦復帰を目指して、12月中にキャッチボールを再開、来春のキャンプでのブルペン入りを視野にリハビリに励んでいる。「(相手を)圧倒したいですね。良い時の自分を超えれるように頑張りたいです」。完全復活へ向けて着々と歩みを進める左腕の「圧倒」を、虎ファンは心待ちにしているはずだ。(金額は推定)

高橋の浮沈メモ

◆順調 プロ1年目の18年4月11日の広島戦でデビュー戦勝利。2年目の19年は18試合に先発。3年目の20年も左肩痛で出遅れながら自己最多5勝(4敗)。

◆暗雲 20年夏から左手中指に違和感。21年は2月に右脇腹の筋挫傷で離脱。復帰は9月にずれ込んだが、快投を連発して7試合で4勝2敗、防御率1・65の好成績。CS巨人戦にも先発した。

◆長いトンネル 21年11月に左肘のクリーニング手術。22年4月には左肘トミー・ジョン手術。23年6月に左尺骨短縮術、および左肩関節鏡視下クリーニング術を受ける。

◆育成契約 23年11月に育成契約に変更。

◆復帰 今年4月17日、ウエスタン・リーグのオリックス戦で893日ぶり実戦復帰。7月20日に支配下契約。8月11日の広島戦で1009日ぶりに1軍復帰し、5回無失点で1025日ぶりの白星。今季5試合で4勝1敗、防御率1・52で優勝争いに貢献した。

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