日本ハム田中正義投手(30)が6日、北海道・北広島にある球団事務所で7選手と契約更改交渉を行い、今季年俸3600万円から「アップしていただきました。ちょうど2倍にしていただきました」と増額提示を受け、サインした。ソフトバンクからの移籍2年目となった今季は自己最多53試合に登板し、4勝4敗12ホールド、20セーブ、防御率2・17。キャリアハイの16ホールドポイントも挙げた。昇給分は「自己投資に使いたい。肩幅が広いので、移動便の座席のアップグレードにも使えたら」と“肩幅投資”も見据えた。
8月の調子を落とし、新庄監督の指示で2軍再調整。新球ツーシームを会得するなど新たなチャレンジに踏み出したシーズンでもあった。「たくさん迷惑をかけた中、これだけ上げていただき、来年はより一層、頑張らないと」。10月14日、ロッテとのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦では、5回2死一塁から登板。4番ソトを3球三振、回またぎで6回も登板し3者凡退、続けて7回先頭の友杉を三ゴロで打ち取り河野に継投と“完全リリーフ”で、ファイナル進出に貢献した。
新庄監督には開幕戦のダブル守護神に指名されており「ありがたい気持ちでいっぱいですが、シーズンは横一線。競争だと思う。安心してマウンドにおくってもらえるボールを投げられるように、このオフ、しっかり準備したい」と気を引き締めた。
来季目標は「数字がモチベーションに変わるタイプではない。チームがリーグ優勝、日本一になるために何試合でも、どんな場面でも投げて貢献したい。自然と50、60試合になってくると思う」と思い描いた。



