ソフトバンクは23日、浜口遥大投手(30)が兵庫県尼崎市内の病院で国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けたと発表した。

「黄色靱帯(じんたい)骨化症」は厚生労働省指定の難病の1つ。2万人に1人が発症するといわれ、同手術を受けたプロ野球選手は過去にも複数いる。直近では阪神の湯浅京己投手(25)が24年8月下旬に手術。ソフトバンクでは大隣憲司投手(現ロッテ2軍投手コーチ)が13年6月に神経を圧迫していた靱帯(じんたい)を削る手術を受けた。他にも元巨人の越智大祐投手、中日の福敬登投手、DeNA三嶋一輝投手、ロッテ岩下大輝投手らも受けている。

浜口は昨オフに三森との交換トレードでDeNAからソフトバンクに移籍した。球団のメディカルコーディネーターによると、診断はDeNA時代にされていたという。そのうえで「症状がパフォーマンスにどこまで影響するかとか、症状があっても進行しているとかがなければ、手術するかしないかの判断はそのときの状況で選択される」と説明し、今回のタイミングで手術に踏み切った。浜口の主な症状は脊髄の中枢神経の圧迫という。

また、同時に4月16日に佐賀市内の病院で左肘関節炎にともなう左肘関節クリーニング術も行っていたことを発表。「黄色靱帯(じんたい)骨化症」においての復帰メドは2~3カ月、「左肘関節クリーニング術」においての復帰メドは3~4カ月。競技復帰までの時間を短くするため、同時に治療していくことになった。

◆胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症 脊髄の背中側の胸椎を縦につないでいる黄色靱帯(じんたい)が骨化。脊髄を圧迫するため、下半身のしびれや脱力、悪化すると歩行が不自由になるなどの症状が出る。無症状で偶然発見される場合もある。原因は不明。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧